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選曲について

いよいよ今年も発表会まで2週間切りました。

沢山の方に生徒さん達の演奏を聴いていただきたかったのですが、今回も感染予防対策として、応援は出演者のご家族、ご親戚(5名程)となっております。

どうぞご協力をお願い致します。

 

 

世の中には、数え切れない程、弾き切れない程のピアノの曲が存在します。

その膨大な数の曲の中から、生徒さん達の曲を選曲するのは、毎年

 

 

とても、とても大変です…💦

 

 

課題曲があるコンクール等と違って、何を弾いてもいい、というのは実は難しいことなのです(笑)

 

 

そこで、私は選曲する際に心がけていることがあります。

それは…

 

 

「生徒さん一人一人が輝ける曲を選ぶ」

 

 

ということです。

 

 

だから、それぞれの生徒さんの性格、進度(数か月先に習得できる技術等も見越して)を吟味して、丁寧に選曲しています。

初心者で発表会の経験がない生徒さんは、親御さんや私と連弾できる曲を加えます。

また、ステージ映えを狙った曲も選びません。今の生徒さんの手の大きさに合っていて、無理のない指使いで弾ける曲を選んでいます。

 

狙うのはただ一点、

繰り返しになりますが、

 

 

その曲を弾いて、生徒さん自身がステージで輝けるかどうか

 

 

これだけです。

 

 

どんな曲も素敵なのは当たり前で、それを

 

どのようなイメージで

どのような気持ちで

どのように考えて

どんな風に

 

演奏するかが大事で、生徒さん自身でこれらのことができない様な曲は、最初から与えないようにしています。

 

 

つまり、目の前の曲は、現在の生徒さん自身。

曲を最初から最後まで聴けば、その生徒さんのことが解る、ということなのです。

 

 

発表会に出演する生徒の皆さんも、応援の方々も、全ての演奏にじっくりと耳を傾けてみましょう。

きっと伝わってくるはずです。

楽器から湧き出る歌は、その生徒さん自身。

その等身大の姿にどうぞ寄り添ってあげてくださいね。

 

 

もう、先生は今から楽しみで仕方ありません(笑)

発表会まであと少し…

一緒に頑張っていきましょう!